だったらあげちゃえよ

先日部屋の模様替えをした。

 

今年の夏はなぜか突然、持っている服や靴などを整理するようなマインドになり、大量に処分した。

仕事柄、持っている服の量は多い方なので処分してもそんなに困らない。

 

物を減らすと自然と部屋にゆとりが生まれる。

よって新たなスペースを生かすべく模様替えになるのだ。

 

僕は趣味でDJをやるのだが、以前はCDJでプレイしていた。

しかし3年ほど前から、iPadでプレイするスタイルに変えた。

CDだと移動する際にかさばるのと、そもそもCDを忘れる事もあった。

しかし、iPadではそれらの問題を全てクリアできた。

 

という事で、CDの処分に手をつけた。

2000枚くらいあるのだけど、インポートしているものとしていないものがあるので、まずは

 

・必要なもの(要インポート)

・不必要なもの(インポート済み、またはもう捨てても良いほどのタイトル)

 

に分けた。

 

不必要なものでおよそ300〜400枚。

残りはインポートしてから処分する事にした。

 

まず、不必要なものを下取りに持って行った。

さて、いくらになるのか。

 

結果としては、3000円ほどだった。

 

ここで時代の流れを感じたのだけど、確かに月額980円くらいで音楽聴き放題のサービスがあるのにも関わらず、フィジカルで持っていても…ねえ。

そんなもんだよなあ。

自分が大事にしていたものがほとんど市場価値がないと分かった。

 

改めて自分にとってCDの価値というのはなんだったのだろうと考えたら、20歳前後の時を思い出した。

CDとは結局コミュニケーションツールだった。

持ってる人から借りたり、カセットに落としてもらったり、

 

「〜の新譜やばいよ」

「〜にあのレア盤売ってたよ」

 

などの会話が普通だった。

 

音楽を聴くことも楽しみだったが、何よりもそれを中心にして友人と会話をする事が楽しかった。

 

要するに、コミュニケーションの取り方や内容が変わったのだ。

これはSNSがどうとか言う事ではなくて、僕の環境が変わっていった事が大きい。

会話の中心が音楽ではなくなっているのだ。

 

そうなるともうそこに価値を見出せない。

よって、処分する事にした。

 

思い出はいつの日も美しく見えるけれど、過去を振り返っても良い事はない。

荷物を減らして、新しい形で音楽と向き合っていけたらと思う。

 

そして残りのCDをせっせとインポートしている。

 

いろんな思い出をくれたCD達よありがとう。

ここでお願いなのですが、弊社にお越しになられるお客様、何枚か貰っていってください。

そんでそのアーティストについてとか、曲についてとか、当時のシーンについて

語り合えたらCD達も本望だろうと思います。

 

それでは最後のお務め、宜しくお願いします。

僕の「愛すべき」CD達よ。