ブルージーな朝


注)本日のブログはこの曲をかけながらご覧ください。

 

ある朝の事。

 

いつものようにホームで電車を待っていた。

その日は特に午前中のアポも無く、比較的ゆったりとしていた。

 

「さあ今日も頑張るか」

 

気持ちを新たに会社へ向かおうとしていた。

 

ふと、同じホームで待っている人に目をやった。

黄色い線のギリ内側でヤンキー座り。

僕は思った。

 

「危ねえとこにいんなあ」

 

彼(多分男性)はその姿勢のまま、リュックからポリ袋を取り出した。

ジャラジャラ音がする。

 

袋を自分の前(つまり黄色い線の外側)に置き、両手を突っ込み何か洗っているようだ。よく見ると、

 

袋半分ほどの小銭

 

を両手で洗っていた。

もちろん水は使っていない。

 

ジャラジャラ…ジャラジャラ…

ほどなくして、電車が来た。

電車の音に合わせて、お金を洗う音も大きくなる。

 

ジャラジャラ!ジャラジャラ!

 

ジャラ!

 

僕は乗り込んだ。彼も乗り込んだ。

 

さすがに車内ではやめるかと思いきや、今度は大量の小銭を数えだした。

 

チャッ!チャチャッ!

 

チャッ!

 

キリの良い数字でまとめているのか、ある一定のリズムを刻んでいる。

憶測だが、100円や1000円分に分けているのだろう。

 

そしてその行為は僕が降りる駅まで続いた。

 

小銭をリュックに入れたまま彼はいったいどこまで行くのだろう。

木更津か、それとも、、、

 

その後の消息を知る者はいない。

もしいつか話す機会があるならば、この歌を一緒に歌いたい。

 

賽銭箱に 100円玉投げたら

つり銭出てくる 人生がいいと

両手を合わせ 願えば願うほど

バチにけっつまづき 膝を擦りむいた

 

Run Run Run,,,

Run Run Run,,,