哀しきdreamer

遡ること2年前。

突然の別れがやってきた。

 

 

最終日の模様はコチラ。

 

babashinbun.com

 

さよなら あいするひとよ

なにもいわずに今いこう

街は呼吸を乱さない

突然ちっぽけな 嵐が起きても

 

終わったことをいくら考えても仕方がない。

その後の僕は永太@蕨と、としおか@早稲田に通っていた。

しかし、今年の7月に事件は起こった。

 

 

どんな驚きの表現も霞んでしまう、それほどのインパクト。

かつて生き別れになった恋人と再会のメドが立った、そんな気持ちだった。

 

ただ気がかりなのが、その開店がいつなのか、、、

気持ちは焦る。

その中であるブログを発見した。

 

onochan.jp

 

「夢じゃない、、、、」

 

思わずつぶやいた。

オープンまでの途中経過を見ながら、僕はもうすっかりネクストべんてんに夢中になっていた(実際に夢で見た)。

 

そしていよいよオープン。

並びを覚悟し、雨の中僕は向かった。

成増に向かった。

到着したのは13時半。およそ15人が並んでいる。

どうやら開店時には50人以上並んでいたそうだ。

お腹が空くので並びながらパンを食べた。

飲食しながらラーメン屋に並ぶ経験は後にも先にもこの日だけだろう。

そしていよいよ

 

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看板が見えた。

まさに!あの!べんてんが!

 

店に入ったのは15時頃。パンを食べておいて良かった。

着席するなりおやじさんの

 

「いつもありがとうございます」

 

その言葉に僕は思った。

 

「あの日と、一緒だ」

 

カウンターのニンニク、豆板醤、ブラックペッパーも変わっていない。

 

先ずはビールを頂いた。

おつまみのメンマは以前と違ってチャーシューが無い。

少し寂しいが仕方ない。

ほどなくして

 

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ラーメンが着丼。

あの丼で着丼。

味玉はサービスで頂いた。

この日はメンマとチャーシューをトッピング。

僕なりのお祝いの儀式。

 

つやつやで噛むと口いっぱいに小麦の味が広がる麺、厚めの肩ロース、コリコリしたメンマ、そしてカツオフレーバーに動物を足した喉越しが良くーそれはまるで麻薬的なーいくらでも飲めるスープ、全てが揃った。

 

もう二度と会えないと思った恋人が以前と変わらぬ(いやそれ以上の)美貌でまた現れたのだ。

 スープから口に運んだ。

 

ーそしてその後のことはあまり覚えていないー

 

満足感いっぱいで完食。ちょうど閉店のタイミングだった。

仕事を終えたおやじさんと少し話をした。

 

前回の店を閉める原因となった足の具合は今もあまり良く無いらしい。

ただ、これからは息子さんがフォローしてくれる。

これは親の立場からしたら新しい足が生えた以上に心強いだろう。

少し安心。

親子のストーリーがここから始まるのだ。

 

気になるシーズン限定メニュー(焦がし、油そばなど)だが、提供予定との事。

 「最初からあんまやりすぎると疲れちまうからね」

「作り方覚えてっかなぁ」

なんてたわいもない会話を笑いながら。

 

BENTEN IS BACK.

べんてんは戻ってきたのだ。

 

六本木そして成増。ヒト・モノ・ウツワ全てが最高な店を僕は一週間で二回も経験した。

業態は違えどもそんな事は関係ない。両者光り輝いている。

共通点は、どちらのエピソードも2nd SEASONということ。

そう、新たな旅は始まったばかりだ。

 

何もかも消えて 生まれかわるよ

新しい日々が おとずれるよ

よけいなものを 捨ててごらんよ

値札はいらない 本当にできるなら?

 

ここから作られる歴史に期待しつつ、再訪を固く固く胸に誓うのであった。

 

ー きっとこれから一緒に成長できるー

 

そう心に語りかけながら。