夜にふられても

最近もっぱら90年代ブームだという。

個人的な話ではあるが、僕の中のカルチャーは90年代から始まっている。

洋楽なんかはまさにそうで、それまでEpic SONY系やビーイング系の日本人アーティストばかり聴いていたので、洋楽との出会いはまさにカルチャーそのものだった。

ロッキンオンなどの洋楽誌などあることにはあったのだが、どこからどう読んで良いかわからず、音楽の情報としては当時のソニーマガジンズが出版していた「What's iN?」が情報源だった。

 

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*89年の「What's iN?」。ページが擦り切れるほど読んだ覚えがある。ローリングストーンズとはここで出会った。表紙のイラストのファッション感や邦楽/洋楽のバランスが取れた雑誌だった。

 

そして、その「What's iN?」に掲載されていたあるバンドがとても気になった。

時は1994年、「WEEZER」との出会いである。

 

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*記念すべきWEEZERの1stアルバム。当時池袋に住んでいた僕は丸井の地下にあったヴァージンメガストアにて購入。豊島区で最初にWEEZERを買った自信がある。その後クラブでできた友人に邦楽好きを打ち明けられずに悶々としていた時期があった。B'zのシングルを洋楽のCDで挟んで買うという、AVみたいな買い方をしていた。

 

ジャケットからサウンドが一切想像できないのが興味をそそった。

1曲目、8分の6拍子のアルペジオから始まる「My Name Is Jonas」は僕の右脳を

ロックするには十分すぎた。

ここからUS/UKインディーロックへの長い旅が始まった。

 


同時にクラブに出会う。

ディスコには一度だけ行ったことがあったが、当時のそれには馴染めなかったので

クラブは衝撃的だった。

今では「別に」って感じだが、夜遊びの中に全く知らない世界があると知った時は

楽しくて仕方なかった。

たまにクラブで出会う文化(服装学院)のかわいい子が持っていた「筒」の中身がパターンだと知ったのもカルチャーショックの一つだろう。

そもそもなぜクラブにパターンを持ってくるのか謎ではあったが、今ではどうでも良い。

ただその子に筒がとても似合っていた。

それだけの話。

 

今年のフジロックフェスティバルだが、CHEMICAL BROTHERSの出演が発表された。

 

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*「Leave Home」初めて聞いた時はマジでビビった。ドラムのサンプリングが全てジョンボーナムのものと聞いた時も同じくマジでビビった。

 

ブームというか、90年代のプレイヤーが2019年現在に現役でヘッドライナーを務める事実がもしかしたらカルチャーは90年代である水準に達したのではないかと思う。

そういえば藤原ヒロシさんも以前インタビューにてこのような発言をされていた。

 

 

例えば70年代に、20年前にお父さんが好きだった懐メロを聴くと、明らかに古いと感じたでしょ? でも2016年に90年代後半の曲を聴いても古さを感じない。ニルヴァーナレニー・クラヴィッツの20年前の曲を、若い友達が『新譜なんですか?』って聞いてくることもある。90年代の曲が今も新譜として通用するんですね。だから『新しい音楽』は、90年代で終了したと思っています。

 

順当にいけばこの後は00年代ブームなのだが、いわゆる裏原宿と言われたようなシーンになるのだろうか。

要するに、過去のカルチャーのサンプリングやカットアンドペーストによるリミックスだ。

肌で感じる部分としては、僕個人のトレンドがインディー回帰しているような気がする

(経営者としてどうかと思うが)。

またそれは売り上げ以外の仕事のモチベーションになっている。

そういう意味では夜は遊びに出るよりも打ち合わせの方が多くなったが、どこかで原点回帰を求めているのかもしれない。

興味だけで時間を費やしていたような。

 

そんな思いで幾つかのイベントの企画をしている。

僕個人の今最も興味があることが表現される内容になりそうだ。

改めて告知をするので是非みなさんに足を運んでもらいたい。

「ブーム」に乗るのではなく「オリジナル」であるためにどうするかーー最近はそればかり考えている。

 

最後にGHOSTチームで飲んだ時にM.A.S.U君が撮影してくれた写真を貼っておく。

話が尽きない彼らとの旅もまだまだ終わりそうにない。

 

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MY SAD LOVE

先日何気なくファッションスナップドットコムを見ていたら

 

 

まさかの「ワールドワイドラブ」が民事再生法

「ワールドワイドラブ」と言えば、90年代前半のブームだった

 

「フェミ男」

 

のイメージが強い。

 

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*当時の「フェミ男」。コスプレでもなんでもなく、こんな奴らがゴロゴロいた。恐ろしくポップな裏腹ブーム前夜。

 

 

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*襟の出し方、ジャケットの着丈の長さなど小沢健二インスパイア。新宿伊勢丹前での撮影らしく、メンズノンノのスナップに来場したと推測。シドチェーンの意味もわからず着用してそうな彼は今どこに。

 

「スーパーラバーズ」と並んで人気だったと思う。

実際僕も池袋のP'PARCOでよく買ったものだ。

そしてトレンドを牽引していた「フェミ男」と言えば「いしだ壱成」。

当時大人気だった。

いろんなファッション誌の表紙を飾っていた。

 

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 *当時のいしだ壱成。僕が通っていた美容院で「いしだ壱成と同じ髪型にしてください」と言った事は容易に想像できるだろう。余談だがtrfYUKIも同じ髪型だった。

 

人気絶頂期の最中にシングルリリース。

歌手デビューも果たす。

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*レゲエ調の曲。「WARNING」のタイトルを今の自分が聞いたらどう思うのか。

この時すでに警鐘は鳴らされていた。 

 

このトレンドはわりと「あっ」と言う間に衰退した。

パンクをベースにしたムーブメントは若くないとキツイので、年齢層がかなり若目のブームだったのに加え、骨格が細くないと似合わなかった。

もしも現世にトレンドが存在していたとして、初デートでこの格好で来られたら女の子はまあ引くよな。

 

ブランドというものは入学すれば卒業する。

一過性の熱にうなされているようなものだ。

そういう意味ではワールドワイドラブはここまでかなり頑張っていたのだろうと推測できる。

 

パンクテイストを教えてくれてありがとうワールドワイドラブ。

ロックのクラブに遊びに行く時に気合い入れて着ていたワールドワイドラブ。

ミッシェルガンエレファントとコラボしていたワールドワイドラブ。

僕のアーリー90'sを彩ったワールドワイドラブ。

殿様のフェロモンで武田真治が着ていたワールドワイドラブ。

 

君を忘れない。

またいつか出会える日まで。

最後に筋肉のかけらもない武田真治を置いておく。

彼が勝ち組であったことは当時は誰も知る由もない。

 

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Hurry Up!

TAGSWKGPTYですが、こんなムービーが出来上がってきた。

ここまで用意できるブランドはそうそう無いと思っている。

久しぶりにデュラン・デュランの「WHITE LINES」を聴いた。

良い曲だな。

 

*トルーパーハットが僕です。

 

ベースヤードトーキョーにちょくちょく行って話を聞いてみたところ、思った以上に反応が良いとのこと。

季節柄パーカー人気が高いらしく、欠品も出ていた。

店頭に立っていると、「おお〜」「すげ〜」 という声をよく聞きます。

まだ見訪の方、あと二週間なので急いで見に行ってください。

 

ムービーの最後に予告編が入ります。

次回の会場はそちらでご確認ください。

 

いろんなブランドさんがいて、それぞれ個性があります。

TAGSWKGPTYはDIY精神を感じるブランド。

3月からのPOP-UPも手仕事満載でお送りする予定です。

どうぞお楽しみに。

 

 

 

トラベリンメンのテーマ

本日よりTAGSWKGPTYのゲリラショップが開催です。

場所はベースヤードトーキョー。

原宿のど真ん中。


www.palcloset.jp

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設営の手伝いに行ってきました。

こちら完成図。

一見の価値ありです。

 

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デザイナーの森岡さんがスタッフロンTを作ってくださいました。

チーム感。

なんだか良いですね。

モノクロにしてみました。

 

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そしてその写真を撮ってくださっているベースヤードトーキョーのスタッフの皆さん。

仲良さげ〜笑 

 

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TAGSWKGPTYとはTAGS WORKING PARTYの略称で、WORKING PARTYは「作業班」と言う意味です。

今回ゲリラショップを通じて思ったのは、ブランド、小売店様、そしてそれに関わる全てのスタッフみんなが同じチーム、”WORKING PARTY”ですね。

仕事とはこうあるべきだという一つの答えが出たイベントだと思います。

どうぞみなさまお立ち寄りくださいませ。

 

そしてこのゲリラショップ、3月に別の場所でもう一発あります。

今回とは趣が変わって、さらにブランドの深いところまで掘り下げる内容となります。

そちらも追ってご案内しますので、乞うご期待。

 

ではでは!

 

孤独にDance in vain

昔から大好きな渋谷直角先生。

木曜日の夜はこれが楽しみすぎて


 

「デザイナー渋井直人の休日」

 

こないだは渋井直人が欅坂46の魅力に気づき、CDを買うかどうするか、

挙句写真集を買うかどうするかというところで夏帆にする言い訳具合が裏目に出まくってて、もう本当に最高に面白かったんですが(見てない人は是非見ていただきたい)、たまたま昨年末にこの曲を買ってしまった僕としては(誰に言い訳をする必要もないのだけれど)、笑った後になんだか

 

「うんうん」

 

と頷いてしまった。

なんだか他人事ではない気がした。

 

白石麻衣は抜群に可愛いと思う。

 

そんでたまたま目にしたmi-moletで記事が。

 

 

そんで「くそリプ」という言葉が気になって検索。

こちらにたどり着く。

 

 

*このまみむめもうこすさんがすげーおもろかった。「おてんばレッド」のセンテンスやばし。 

 

僕はそもそも絵文字が得意ではない。

というか、使うポイントがよくわからない。

使うものといえば、

 

「?」

「!」

「〜(語尾)」

*例)着いた〜 など

 

「ー(語尾)」

 *例)着いたー など

 

くらいだ(そもそも絵文字ではない)。

 

「そっけないかもな」と思ったりもするのだが、文章を柔らかくする方法をよく知らない。

 

くそリプ、、、考えてみたのだがこれはもう受け手側との信頼関係によるものも大きいと思うが、

 

下心

 

のある/なしによって全く捉えられ方が違うのかなあと思った。

更に言うと、このような「くそリプ」の裏には「孤独」が見え隠れする。

孤独だから人と距離を詰めたい、しかし孤独だから距離の詰め方が下手なのだ。

 

「知らんがな」

 

と言われるようなことを「つい」言ってしまう。

かました余裕も空回り。

加齢臭のするピエロになるのは時間の問題だ。

 

おじさんは孤独だ。

かっこよく見せていても、どんなに博識でも、おじさんは孤独なのだ。

そして孤独なおじさんは20代の女性に近づきたいと思っている。

(ほぼ間違いなく)下心を持って。 

滑稽ではあるが、それがおじさんなのだ。

 

僕ももうすぐアラフィフに突入する。

仕事柄20代の女性と知り合う機会は多いのだが、間違っても「くそリプ」を

送るような事だけはしたくないと思った。

寂しさを埋めようとして余計に孤独になるのだから、、、

 

と、言うことで、

 

「デザイナー渋井直人の休日」

 

次回もお楽しみに!

 

GO! NUDE! GO!

以前より気になっていたCORONA WINTER SAUNAへ。

 

corona-extra.jp

 

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ドーム型のサウナの中で、ロウリュ、アウフグース、ヴィヒタを楽しんだ後は水風呂へ。

普段はいる水風呂がおよそ18度〜22度に対し、ここのは

 

4℃

 

まあちょっと死を覚悟するような温度ですね笑

しかし、その後のととのいもこれまで以上のリラックス感、、、

3月までに再訪したいです。

女性にもオススメですよ。

 

馴染みの銭湯に行ったらBEAMS JAPANの暖簾。

 

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調べてみたらこういうことか。

目の付け所が違うな。さすがです。 

石鹸買っておけば良かった。。。

 

www.beams.co.jp

 

ようやくリバーズエッジを見た。

 

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もともとは原作の漫画を読んでいたのですが、セリフやコマ割りなど忠実に再現してて結構びっくりでした。

「ドロッ」としてますよ。

洋画でいうとKEN PARKに近いです。

それにしても二階堂ふみ吉沢亮ともに適役。

スミレもそうなんですが、「何も期待していない目」の感じが凄いです。

それにしても岡崎京子ってなんでこんなに色あせないのか。

 

尾道ラーメンをお取り寄せしたので、友人を集めて食べました。

控えめに見ても結構美味しいラーメンだと思います。

今回は6人でいただきました。

佐野くんいつもありがとうございます。

 

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今回は具無し。

麺を寄りで。

 

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友人が新宿に飲食店をオープンしました。

インスタでよく見る例の焼きそばを初めていただきました。

おめでとうございます。

また伺います。

 

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その帰りに方向が一緒だった人ともう一杯。

お礼のメールをしたところ

 

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場末感…笑

 

今年初のべんてんへ。

まずはビールとおつまみメンマ。

 

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そして塩油そば

 

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こんなに美味しい食べのもがあるのかと毎回思う。

最後はスープ割り。

今年も止められそうにありません。

 

以前より気になっていた「きになるき」へ。

予約しないと入れないお店でです。

 

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マスターと熟成マグロをパチリ。

これマジで美味かった。

 

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FANKSが集まる店と聞いてまして、そこも楽しみの一つだったのですが、

料理が美味しすぎました。

他のコースも食べてみたいです。

 

最後にTwitterで流れてきた「いろいろと最高」な動画で締めます。

高校生の頃シンセタワー憧れたなあ。。。

 

ではでは! 

https://video.twimg.com/ext_tw_video/1086510268014780416/pu/vid/480x360/Uj4kzqteU6S7x2uB.mp4?tag=8

FIREBALL

さて、先日少しご紹介したTAGSWKGPTYですが、フイナムにて記事にしていただきました。

 

www.houyhnhnm.jp

 

フォントのことなどにも触れていただき、ありがとうございます。

 

そしていよいよ2/1から2019SS展開がスタートします。

まずは原宿のど真ん中、ベースヤードトーキョーにてゲリラショップを展開。

インラインが一堂に会します。

 

www.palcloset.jp

 

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店内のディスプレイなどの打ち合わせを重ねていますが、これは是非ショップで体験していただきたい。

スペシャルというか、、、凄いですよ。

 

因みにこのTAGSWKGPTYですが、既に13年ほどブランド展開をされています。

昨年の9月に初めて展示会で見たときに、

 

「これはヤバい」

 

と思ったのを覚えています。

あったその日の夜に飲みに行って、そこからトントン拍子にお仕事になりました。

この後も色々と仕込んでいますが、まずはこのタイミングのローンチからスタートです。

本当に素敵なので是非お立ち寄りください。

 

こないだ飲んだ野田くん。

彼も付き合って長いですが意外にもサシ飲みは初めて。

 

彼とはビジネスの話がメイントピックでした。

あとはMBAの話とかしたかな。

洋服屋ってセンスとかブランドの世界観とかの話が多くなりがちなのですが、

最近は会社のビジョンの話をする機会が増えたような。

または自分が(社会的に)行きたい場所とか。

 

僕は会話の中で「昔話だけ」ってのがなぜか好きになれないんですよ。

今があって、現状をより豊かにする為に過去を事例として振り返ることはありますが、

過去に浸るだけってのがどうも苦手で。

「楽しいだけ」以上の時間を求めてしまうという、やっかいな人間なのですが。

 

そういう意味では野田くんや、TAGSWKGPTYの森岡さんは「これから」の話ができる貴重な人。

前回のブログでも書きましたが、「アガる」人とこれからも時間を共有して行きたいと強く思った夜でした。

 

 

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